服脱げばゴリラ

ゴリラが服を着て人間生活をする際に関心をもった事を残す雑記ブログです。

うつ病でも献血は行けるのか?―初めての献血編―

みなさんこんにちはゴリラです。
献血、行ってますか?
私は久々に行ってきました。

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献血ってどうやってするの?―初めての献血―

 


私が初めて献血をしたのは、バイクの運転免許取得した日の事でした。
(車の免許は持ってないんですけど、中型二輪の免許は持ってるんです)
大阪門真市にある門真運転免許試験場の前?横?1階?には、献血センターがあるんです。

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門真献血ルーム|大阪府赤十字血液センター|日本赤十字社
筆記に自信はありましたけど、やっぱり受かると嬉しい。
ルンルン気分で歩いていると「血が足りません」の看板を持った女性が居ました。
夏の暑い時期に大きな声で「献血のご協力お願いします!」と頑張って声掛けしていたので、つい話しかけてしまいました。


私「すいません、献血ってどうやってやるんですか?」
女性「ありがとうございます!説明だけでも聞いて行って下さい!」
あれよあれよと献血センター内へ。
中には10代と思われる女の子とその父親。
そして私と同じぐらいの20才代ぐらいの男性でした。

私より大分先に来ていたであろう女の子は「残念」と言いながらお菓子を貰って帰っていきました。
続いて同じように男性も「協力したかったなぁ」と言って帰って行きました。
急に私1人になってしまった。

たいして広くもない場所に看護士さんが3人。丁度看板を持っていた方も帰ってこられて完全アウェー。
てか先の2人献血できなかったみたいだけど、何か事前のふるいでもあるの?選ばれし人間しか出来ないってこと?
差し出されたお菓子と、選んで良いよと言われてチョイスした爽健美茶を飲みながら急に不安が募ります。

 

献血の種類

 


ここで献血の種類のお話です。

献血の手順|大阪府赤十字血液センター|日本赤十字社
献血は大きく分けて2種類あります。
・全血献血
・成分献血


全血献血


読んで字のごとく、血液中のすべての成分を献血します。

400mL献血と200mL献血があります。

 

成分献血

 


一方こちらは、血小板成分献血血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。
ですから成分採血は身体への負担も軽く、多くの血漿や血小板を献血できる特長があります。

じゃぁ成分献血の方が献血者の身体に負担がかからなくて良いんじゃないのか?と思いますよね。
いえいえ、使い道が違うんです。

 

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血液のゆくえ|東京都赤十字血液センター|日本赤十字社

そして下の画像に書かれているように何らかの状況で輸血をすることになった患者へは副作用が少なくなるという大きなメリットがあります。

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献血の種類|献血の手順|献血の流れについて|献血する|日本赤十字社
ですので、健康で基準を満たす方は、400mL献血をお願いされます。(もちろん、拒否して成分献血をすることもできますよ!)


まずは問診から

 

もろもろの記入を済ませると医師からの問診があります。
「ご飯は何時ごろ食べましたか?」とか「昨日は何時間寝ましたか?」「薬は何か飲んでいますか?」とかです。
その頃は健康そのものでしたので、問診をクリア。
続いてヘモグロビンの濃度の測定に入りました。

 

ヘモグロビン濃度測定/血液型事前判定とは?

 

ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかの測定や、血液型の事前判定などを行います。
成分献血の場合は、血小板数の測定も行います。
ここで、初めて日本赤十字社が定めた基準の数値が出てきます。この基準を満たしていなければ、献血はできません。
それを検査するのが、ヘモグロビン濃度測定です。
少しだけ血液を採り、機械にかけて明確な数値を出します。

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献血基準|献血の流れについて|献血する|日本赤十字社

400mL献血の基準は高く、特に女性は生理がある(プラス体重)の関係で満たせない方が多いです。
巷で良く聞く「血が薄い」という状態です。
(その場合、本来なら成分献血へ変更することもできます)

しかし!

門真の献血ルームは大阪で一番施設が古く、成分献血ができないんです!
なので先の2人はヘモグロビン濃度が低く献血ができなかったという事で、今回は協力できなかったという事でした。

 

400mL献血をするための条件は?

 

 

まとめると400mL献血をするための条件は
・体重50kg以上
・女性は12.5g/dL 男性は13.0g/dL以上のヘモグロビン濃度を有している事。

私のヘモグロビン濃度測定の結果
体重を計り、洋服の1キロ分を抜いても50キロ以上あることが判明。(悲しい)
ヘモグロビン濃度は圧巻の14.0g/dL!
夏場は血が薄くなるのにもかかわらず、この値。余裕です。
必然的に400mL献血をすることに決めました。

 

献血って痛いの?

 


人によって違うと思いますが、私は全然痛くないです。

普通の注射よりも太い針で血を抜きます。刺されるときはチクっとしますが、それだけです。

むしろゴムチューブで腕を圧迫される方が血が止まってる感じのほうが不快です。 

時間は10分くらいです。
その間看護士さんとお話ししても良いですし、漫画や雑誌を読んでもOKです。
喉が渇いたといえば看護士さんがすかさず持ってきてくれます。至れり尽くせり!
途中で血が流れやすくするための握力運動、貧血にならないための足の運動(これも解りやすく資料があり、指導してくれます)をしていればあっと言う間です。


こうして「ありがとうございましたー」と白衣の天使さんに感謝されながら良い気持ちで初めての献血を終える事ができました。

 

で、今回の本題はここから
「鬱病(うつ病)患者でも献血は行けるのか?」言い換えれば「薬を飲んでいても献血は出来るのか?」です。


が、文章が長くなってしまいましたので、今日はここまで。
お読みくださりありがとうございました!